「ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言(田端信太郎)」書評【一流すぎて自分がちっぽけに見えるw】
ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言 田端信太郎
出版社: 幻冬舎 (2018/7/5)
お勧め度:★★★★☆
2019/03/30、KindleUnlimitedで読了。
田端さんの「ブランド人になれ!」は、このKindleUnlimitedで2周目。
1回目は、蔦屋書店で読み、その後KindleUnlimitedでも無料となっていたので、再読しました。
田端さんのTwitterを追っている方は、存じていると思いますが、田畑節がさく裂している本です。
発言することは、めちゃめちゃとがっているし、一見したら無謀に見える内容。
しかし、芯が通ってるんですよね。
むしろ、ここまで行動を貫ける人こそが、ブランド人なんでしょう。
こんな行動俺にはできないよ・・・
とつい、しり込みしてしまう瞬間があり、なんか僕は自分で悲しくなっておりました。(笑)
- 圧倒的に量をこなせ、ブラック企業並みに働くことで、本当の質が生まれる
- 仕事にはクレジットを入れろ!名を上げろ!
- ハッタリや嘘から、ホンモノが生まれる
など…うぉっと思いつつ、革新をついてくるあたりが、悔しいですね。
後、記憶に残ったのは
ネット上に負の感情を不用意にさらすべきでない。
大のオトコがさらす泣き言ほど、醜いものはない
ということですね。
これはツイッターもそうですし、リアルでもきっとそうだな、と。
プロとしてパブリックな場でいうべきことではないと。
山本五十六海軍提督の名言があります。
苦しいこともあるだろう
云いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが
男の修行である
いや~しびれますね。
プロであるからには「じっとこらえる」という気構えもなくてはあかんですよね。
ブランド人たるもの、余人が想像できないようなプレッシャーやストレスにさらされても、キラキラと笑顔を振りまいて生き切らなければならない。
ネガティブな影響をブランド人として自分の人格に影響させてはいけないのです。
僕は読んでてここが一番しびれました。
あとは、正直、読んでて流し読むところもあったし、ここは自分と合わないな~別にブランド人じゃなくてもいいな~
と思った部分もあります。
しかし、読書はこれでいいんです。
何か1個自分に持ち帰れれば。
その本は、それだけで意義があります。
たまたま24歳、3/30の僕に響く部分が「落ち込んだ姿をパブリックにさらすな」という部分でした。
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